瑞希の秘めごと

「次は明菜が ももちゃんに特別のサプライズを用意するからね」
「えー なんだか怖いわ」
二人は、玄関で別れを惜しむのように見つめ合い長いキッスを交わした。


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すぐに4ヶ月の月日が流れた。
厳しかった残暑は嘘のように、各地からは冬将軍の到来が伝えられている。

ももこは、12月中旬から恒例の長期休暇を取って、元同僚で親友の瑞希が
いるニュージーランドに来ている。
南半球は今が夏の盛りなので、初冬に崩した体調はすっかり回復していた。

ももこが勤める会社は、社員数こそ百数人で、大手町では新興の目立たな
いアパレル系の会社だが、この時勢としては珍しく社風は大らかで、年に一
度は長期リフレッシュ休暇を取る事を奨励している。
ももこは、新卒で入社してすでに6年になり企画部の中堅社員になっていた。
そこで後輩社員も気軽に休めるように、この数年は年末年始にかけ1ケ月の
休暇を取り海外で新年を迎えている。
なぜか海外で新年迎え始めてから毎年、新たな発見や幸運がもたらされた。

2年前の休暇では、瑞希とその友人三人で定番のハワイに行き新年はマウイ
山で新年迎え、画部の主任に昇格した。

瑞希は、いまの会社の同期で、最高に気の合う親友だった。
西洋風の顔立ちで色白のビーナス連想させる美人だった。
社内外でも多くの男が心を寄せていたが、瑞希は優しいだけの草食系男性
には興味を示さず、大きな夢をもった自由快活な男性を理想としていた。

3年目の今年の新年は、彼女と別の友人と、ももこの彼、四人で南米ペルー
の世界遺産マチュピチュで迎え、明菜との出会いで浣腸の魅力に目覚めた。

来年の新年迎えは
会社を辞めニュージーランドで暮し始めた瑞希から、観光とホームステイに
誘われそれに応じた。

そんな瑞希は、2年前の旅行先で知り合ったイギリス系三世と意気投合して
交際を深め、この夏にその彼が所有する別荘で半同棲の暮らしをしていた。

「ねー もも ここにきてから まだ観光地めぐりしてなかったね」
瑞希は、ももこを親しく「もも」と呼び捨て、ももこも瑞希をみきと呼びあう仲だっだ。

「みき わたしにとってここも立派な観光地よ 毎日が楽しくて時間を忘れるわ」

その通り、感謝祭やクリスマスパーテイでも、ももこを気遣い皆で楽しまてくれた。

それでも瑞希はもっと、ももこを楽しませたいらしい
「ロイ 新年のカウウントダウンは ももと一緒に テ・ワヒポウナムでやろうよ」
と流暢な英語で彼に声をかけた。

ロイとは瑞希の同棲相手の愛称で、ロイド・マンズフィールド・サリヴァンのことだ。

祖父はイギリスアイルランド系の移民で、オーストラリアと本国との貿易で財を成し
二世の父は、ニュージーランドにまで手広く事業を広げ、観光と不動産業も成功を
収めてる。
彼はオックスフォード大学、大学院へ留学して経営経済学の学位取得を取得した
ばかりの経営者の卵で、木村拓也を更に西洋風にした様なイケ面だった。

瑞希は、そんな彼の地位や家柄には全く無頓着で、求婚されてもまだ独身いたい
と返事を引き伸ばしていた。

「みき 気を遣わないで あなたには彼との大切な時間があるでしょ」

「なにいってるの もも あいつはまだ試運転中よ これから先は気分しだいなの」

「みき らしいわね~ 羨ましいくらい いいお話しじゃない?」

「そんなことないわよ もし結婚でもしてみなさい 堅苦しい生活が待っているだけよ」
瑞希は、結婚する事で本来の自分が生活に埋もれてしまわないかを懸念していた。

「そんなものかなー」

「そっ それはとにかく新年は テ・ワヒポウナムに行こう 感動すること請け合いよ」

こうして 年越しは三人で世界遺産のテ・ワヒポウナムへ出かけることになった。

その夜更け・・・・

「ももー ももちゃんまだ起きてる?}

浅い眠りについたももこの寝室の外から瑞希が囁いている。

瑞希は今夜のパーティーでちょっと飲みすぎたらしく、ももこがドアを明けると同時に
抱き付いて深いキッスをしてきた。
「もも 大好き」
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「だめよ みき 飲みすぎたのね」

「本当はもものほうが大好きなの 仲良くしよう ねっ ねっ ね~」

「もう みきったらしょうがなわね~」

瑞希が、ももこにこんな態度示したのは始めての事だった。

ももこも初冬に体調を崩してから、彼の誘いも避けていたので、このところ身体の芯
が疼いていた。

「こんなこと きょうだけよ~ みき」

ももこは瑞希が、彼との結婚に踏み切らなかった理由を、今はっきりと悟った。
瑞希は男性との性行為よりも、細やかなリズムの同性の方がより燃えて昇りつめ
ていく自分がいた事を最近なって発見していた。

{もしかして みきも同じ趣味なんでは・・・そうだ・・・アナルを・・・}
ももこは瑞希をソファーに横たえリードしながらアナルを攻めてみた。
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「もも あ~ 感じる~ 大好きよ」
瑞希はももこの舌や指先が彼女のアナルに触れるたびに、うわ言のように喜びの
声を出した。

「ありがとう もも 楽しかったわ」

「みきのアナル・・・ずいぶんと感じやすいみたいね」
「ももの指がち切れそうなくらい吸い付いてきたわよ そして・・・・・・」

「えへっ このごろ すごくアナルが感じるようになったの・・・・・」

瑞希は、その事を ももこに知られ、少女のように耳たぶまで真っ赤に染めて
うつむいた。

ももこは、そんな瑞希に友情を超えた母性愛に近い別の感情を覚え始めた。

「みき アナルで感じ始めたのは 理由があるんでしょう?」

「えっ アナルで感じ始めた理由って?」
ももこは瑞希が幼い頃に、躾に厳しいが大好きだった義母から一度お仕置き
の浣腸された事を話していたのを思い出していた。

あの時は何気なく聞き過ごしたが、なぜかさっき瑞希がキッスした瞬間に脳裏
その情景が鮮明に浮かんでいた。

「ほら 小さい頃にお仕置きの浣腸を何度かされたと言ってたでしょう」

「あー あの話しね ももは覚えてくれてたんだ」

ももこは、瑞希が「浣腸」という言葉を発した時に彼女の瞳がより輝いたのを覚
えていた。

「だから アナルだけじゃないって意味わかるでしょ?」

瑞希は暫く中を見つめ、幼い頃にワープしていた。そして得心した様に膝をポン
と叩いた。
「あっ そうなんだ 今全部解ったわ もも
 なんか ロイにプロポーズされた頃からもやもやしたものが 引っかかていたの」

瑞希は、そのもやもやの原因はマリッリッジブルーみたいなものかなとか思ったが
真の原因が解らず、時にイラ付いてロイを困らせたりしていた。

いま思うと、そのもやもやの原因は、結婚して目的を失い安穏と暮すのではないか
と思う自分と、そんな事はないと否定する自分との自己葛藤だったのだ。
 
「だから そん小さい葛藤なんか浣腸してすっきり流しな と言う自分がいたのね」

瑞希は吹っ切れたように一人で何度もうなずいている。

「ももって まるでお医者さんね あたしの潜在意識までお診とおしですもの」

「そうよー お医者さんついでに そのもやもやも治療しちゃうぞ」

「ももったら 意地悪ね」
瑞希は恥じらいながら、それを求めているようだった。

母親から浣腸された体験者は、お仕置きをされたと言う負のイメージを潜在意識
に封じ込める事が多い、その後自我が形成されるにつれ、そのイメージが拡大し
SMの世界に入るケースも多い、しかし、きっかけしだいでは浣腸行為そのものを
肯定し、正のイメージに転換して、新しい性趣向とし積極的に受け入れるケースも
少なくない。
この場合はSMやスカトロとは異なり、清潔な環境下でのプレイが中心になる。

ももこや浣腸友達の明菜も、それに当てはまった。
瑞希もそちら側である事を、ももこはキッスされた瞬間に直感した。

{これから ますます楽しい休暇になりそうだわ}

ももこは瑞希に、いつも携帯しているイチジク浣腸を施して腸を空にしてから
自分も大好きな高圧浣腸を体験させようと考えた。

ももこは自分の旅行ケースの底に隠した40gイチジク浣腸を2個取り出した。

「みき これ 見た事あるでしょ?」

「うん広告であるわ でも本物見たの始めてよ」

「これを お尻入れて 5分我慢するの」

「えー 怖いよー」

「大丈夫 ももが一緒だから」

「じゃー 優しくしてね」

瑞希は、これまで浣腸行為を、忌まわしい記憶として封印していた。
しかし今日この瞬間から、180度転換して新しい宝物になる事にまだ気付い
ていなかった。

ももこは瑞希を腰を膝の上に乗せて尻タブを片手で開きながら、イチジク浣腸
の先を瑞希の肛門のヒダに押し当てた。
「ひっ だめ」

瑞希は反射的に尻を横にずらし肛門を強く窄めた。
ももこには、この恥じらい行為が、やがて快感の引き金となる事を自らの経験
で知っていた。

「みき そんなに緊張したら痛いよ お尻の力をぬいてー」
「そう そう いれるよー」
「はい いった お薬いれるね」

・・・・・・・・・・・・・・・
ももこは手早く40gイチジク浣腸2個を瑞希の大腸に注ぎ込んだ。
「このままでゆっくり300数えてたらトイレに行って出しいいよ」

「だめ もれちゃう・・・・・」

「駄目よ さあ数えなさい 1 2 3・・・・・・」
瑞希が始めてイチジク浣腸80gもされて3分も我慢出来ないのは充分承知
している。
それでも どのくらい我慢出来るか限界を見ると同時に、お仕置きの記憶を
蘇られる目的更には、我慢出来なかった場合の追加お仕置きをする口実を
作るのが目的だった。

「50 51・・・はっ はっ もう駄目 でちゃうよ~・・・・・」

ももこはの瑞希を抱きしめて耳元で厳しく告げた。
「みき じゃあ トイレに行ってから残りを数えていいよ」
「でも 300数え終わる前に出したら 今度は高圧浣腸でお仕置きよ」

「わったから トイレに行かせて」

・・・・・・・・・・・・・・・
瑞希はトイレに駆け込むなりすぐに排泄してしまった。
ももこは、その事をトイレの外で確認してから自分の寝室もどり次の準備
にとりかかった。

スーツケースには家から持ってきた携帯の高圧浣腸セツトが入っている。
これは長期旅行中に機会があれば、使おうと思い自分用に用意したもの
だった。

その浣腸バッグを手にキッチンに行き、人肌のぬるま湯を作り15gの食塩
を加えて2000ccの浣腸液で満タンにした。
{これを 瑞希にすることになるなんて 想像もしなかったわ}

寝室に戻るとすでに排泄を済ませた瑞希が待っていた。
「みき さっきは300数え終わる前に出ちゃったでしょう?」

「だから今度はこれで高圧浣腸するかね」

「えー そんなに沢山いれるの」

「そうよ みきの大腸は空だから2000cc入れて腸内洗浄するのよ」

「2000ccなんて無理よ 始めてだし・・・・」

「どうでしょうねー とにかく やってみようよ はいお尻をだして」
「セット完了! お湯が入ってくるのがわかる?}

ももこは、注入速度を遅くして、その間に充分に時間をかけて瑞希を快楽
の世界に引き込むことで明菜が ももこにしたように、彼女を浣腸の魅力
を堪能させる計画を立てた。

瑞希は、浣腸液の流入感とももこの愛撫を全身で楽しみ、ももこが予想し
たよりも数倍の速さで、快楽の頂点に駆け上がっていった。

そして浣腸液が半分も流入した頃には、ももこの絶妙な愛撫と大量浣腸に
魅了され、もう逃れなれない新しい宝物の発見に歓喜する瑞希だった。
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