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「患者から見た医療浣腸の実際」理想的な浣腸
ファンのHさんの豊富で貴重な体験談を元に、ももこの想像も交えて真面目
に一覧表や具体例などを、「患者から見た医療浣腸の実際」として医療論文
ぽく まとめ中ですが、今回は下記の
9. 患者から見た医療浣腸の理想的なあり方への提言を追加しました。
9. 患者から見た医療浣腸の理想的なあり方への提言
一昔前とは違って、今の時代はプライバシーへの配慮がなされてきており
排便用の浣腸は使い捨て浣腸が主流となった。
しかしその手軽さ故にトイレの中で中腰姿勢を取らせて行う浣腸処置が多
くなり、腸穿孔などが発生した事例も数件報告されている。
そこで患者へのプライバシーへの配慮をしつつ、安全安心で理想的な浣腸
処置あり方について患者の立場から希望を込めて提言する。
まず避けて欲しい行為
①他の患者に浣腸される事が分るような呼び出し、浣腸の宣告
医療現場では浣腸は普通処置なので、悪気なく浣腸の宣告をする場合が
あるが、患者にすれば人生初の浣腸経験と言う者も少なくないはすである。
そして浣腸されると言う行為は、他人に肛門を晒す羞恥と屈辱の行為であ
ることを医療従事者は忘れてはならない。
②浣腸の行為を充分も説明なく淡々と進める
最初は、患者に気を使い丁寧にやっていたはずなのに、数年も同じ行為を
繰り返すうちに、慣れや油断から自分本位の処置に変化してしまう。
③勉強不足
若い看護師は経験が少なく不慣れなのは止むを得ないが、これに勉強不足
と自分本位が重なると最悪で、驚くことにそのような看護師は数十%近くも
存在している。
④手抜き浣腸
浣腸という行為は傷付きやすい粘膜に外から管を入れる訳で、その前には
必ず潤滑用のワセリンやゼリーを塗り、時には指による触診が必要であると
習っている筈である。
それでも手を抜いて浣腸管を痛がる患者の肛門に入れる等の不心得な看護
師がいることも悲しい現実である。
理想的な浣腸とは
①浣腸の宣告は他の患者に悟られないように配慮する
②浣腸室ではトイレの位置の説明や場合により簡易便器を用意する
③浣腸の前にベッドに横になる理由や姿勢を丁寧に説明する
④ズボンやスカートのベルトは患者がやりパンツを下げるのは看護師が行う
⑤浣腸の前に浣腸の管や肛門のゼリーを塗る行為を説明しながら優しく行う
⑥医師の指示が無くても肛門の内部に危険な瘤や切れ痔がないか触診する
その前後の声掛けも重要
⑦浣腸管を挿入する際は必ず声掛け
⑧管の挿入で痛がる患者は切れ痔などを疑い無理せず慎重に優しく行う
⑨浣腸液温は38~42℃であること 浣腸液注入開始には声掛けは必須
⑩浣腸液注入中は患者バイタルサインを注視しつつ優しく声掛けも
(呼吸、脈拍、血圧、疲労度、腹部膨満などに注意)
⑪浣腸液注入終了の声掛け
⑫浣腸の管を抜く際には漏れないように注意の声掛けも
⑬浣腸後は板オムツか重ねたティシュを肛門に当てる
⑭そのままで少し様子をみてトイレか簡易便器に誘導する
⑮トイレで残りの我慢の指示と排便確認の旨を伝達
⑯排便確認前後の声掛けと必要に応じ説明
(排便の有無、量、性状、色、臭い、排ガスの有無、今の気分など)
⑱患者への労い言葉声掛け
⑲①~⑱までの一連の動作、声掛けを及第点で出来たかを常に自問する
ここまで出来る看護師は、患者と仲間からも厚い信頼を受け、短期間で皆を
まとめる立場まで登り詰めるであろう。
最後に
医療従事者は、時に患者の命をも預かる崇高な仕事であり、誇りと強い責任
感を持って患者と対峙されているものと察する。
しかし、浣腸という言わば簡単な医療行為が故になおざりになる事も多く、患者
に対し、必要以上の羞恥や苦痛を与える医療行為でもある事を再認識し、初心
を忘れず、常に患者の心に寄り添った良き医療従事者であるよう切望する。
同時に、コロナ蔓延で増々過酷になった医療体制の中でも献身的に患者に尽
くされている全ての医療従事者の方々に、心から深い感謝の意を捧げたい。
お気に召したらポッチとね!
に一覧表や具体例などを、「患者から見た医療浣腸の実際」として医療論文
ぽく まとめ中ですが、今回は下記の
9. 患者から見た医療浣腸の理想的なあり方への提言を追加しました。
9. 患者から見た医療浣腸の理想的なあり方への提言
一昔前とは違って、今の時代はプライバシーへの配慮がなされてきており
排便用の浣腸は使い捨て浣腸が主流となった。
しかしその手軽さ故にトイレの中で中腰姿勢を取らせて行う浣腸処置が多
くなり、腸穿孔などが発生した事例も数件報告されている。
そこで患者へのプライバシーへの配慮をしつつ、安全安心で理想的な浣腸
処置あり方について患者の立場から希望を込めて提言する。
まず避けて欲しい行為
①他の患者に浣腸される事が分るような呼び出し、浣腸の宣告
医療現場では浣腸は普通処置なので、悪気なく浣腸の宣告をする場合が
あるが、患者にすれば人生初の浣腸経験と言う者も少なくないはすである。
そして浣腸されると言う行為は、他人に肛門を晒す羞恥と屈辱の行為であ
ることを医療従事者は忘れてはならない。
②浣腸の行為を充分も説明なく淡々と進める
最初は、患者に気を使い丁寧にやっていたはずなのに、数年も同じ行為を
繰り返すうちに、慣れや油断から自分本位の処置に変化してしまう。
③勉強不足
若い看護師は経験が少なく不慣れなのは止むを得ないが、これに勉強不足
と自分本位が重なると最悪で、驚くことにそのような看護師は数十%近くも
存在している。
④手抜き浣腸
浣腸という行為は傷付きやすい粘膜に外から管を入れる訳で、その前には
必ず潤滑用のワセリンやゼリーを塗り、時には指による触診が必要であると
習っている筈である。
それでも手を抜いて浣腸管を痛がる患者の肛門に入れる等の不心得な看護
師がいることも悲しい現実である。
理想的な浣腸とは
①浣腸の宣告は他の患者に悟られないように配慮する
②浣腸室ではトイレの位置の説明や場合により簡易便器を用意する
③浣腸の前にベッドに横になる理由や姿勢を丁寧に説明する
④ズボンやスカートのベルトは患者がやりパンツを下げるのは看護師が行う
⑤浣腸の前に浣腸の管や肛門のゼリーを塗る行為を説明しながら優しく行う
⑥医師の指示が無くても肛門の内部に危険な瘤や切れ痔がないか触診する
その前後の声掛けも重要
⑦浣腸管を挿入する際は必ず声掛け
⑧管の挿入で痛がる患者は切れ痔などを疑い無理せず慎重に優しく行う
⑨浣腸液温は38~42℃であること 浣腸液注入開始には声掛けは必須
⑩浣腸液注入中は患者バイタルサインを注視しつつ優しく声掛けも
(呼吸、脈拍、血圧、疲労度、腹部膨満などに注意)
⑪浣腸液注入終了の声掛け
⑫浣腸の管を抜く際には漏れないように注意の声掛けも
⑬浣腸後は板オムツか重ねたティシュを肛門に当てる
⑭そのままで少し様子をみてトイレか簡易便器に誘導する
⑮トイレで残りの我慢の指示と排便確認の旨を伝達
⑯排便確認前後の声掛けと必要に応じ説明
(排便の有無、量、性状、色、臭い、排ガスの有無、今の気分など)
⑱患者への労い言葉声掛け
⑲①~⑱までの一連の動作、声掛けを及第点で出来たかを常に自問する
ここまで出来る看護師は、患者と仲間からも厚い信頼を受け、短期間で皆を
まとめる立場まで登り詰めるであろう。
最後に
医療従事者は、時に患者の命をも預かる崇高な仕事であり、誇りと強い責任
感を持って患者と対峙されているものと察する。
しかし、浣腸という言わば簡単な医療行為が故になおざりになる事も多く、患者
に対し、必要以上の羞恥や苦痛を与える医療行為でもある事を再認識し、初心
を忘れず、常に患者の心に寄り添った良き医療従事者であるよう切望する。
同時に、コロナ蔓延で増々過酷になった医療体制の中でも献身的に患者に尽
くされている全ての医療従事者の方々に、心から深い感謝の意を捧げたい。
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