ももこの真理探求12 高次元の世界へ

その概要は
泉の今の悩みの解決ではなく、人間がなぜ悩みを抱き苦悩するのか?
それを自分の能力で解決する手段はあるのか?
そのを能力を如何に獲得するか?
自分とはなにものなのか?
生きる意味とは。


これらを段階的に理解することにより悩みの元を消す根本治療である。
それはまるで振興宗教の勧誘標語にも見える。
しかし、これは脳生理学、臨床心理学、生命科学、最新量子論を元に構成された
心理治療プログラムであり世界36ヶ国に国際特許を出願している最先端の科学
治療法なのである。
さらにこのプログラムは、全ての宗教を統一し、最新量子論と混ざり合わさること
で物理と心理が融合調和した最終大統一論=全能理論が完成する起爆剤なる
可能 性を秘めていた。

とは言え全能と論理は常に合い矛盾する問題を提起している。 
例えば親殺しのパラドックスはどうだろう?
タイムマシンが存在するという前提として。
もしあなたが過去の世界にタイムトラベルして、祖母に出会う前の祖父を殺害すると?
矛盾 :
祖父の殺害に成功した時点で、あなたの両親のどちらかが生まれてこなくなる。
よってあなた自身も存在しないことになる。
しかし、これによってあなたはタイムマシンに乗って祖父を殺しにやってくる事ができなく
なり、やはり祖父は死なず両親が生まれてくることになる。
そうなると、
あなたが生まれてくることになり、タイムマシンで祖父を殺害しにくることが可能になる…
このように無限ループが生まれる。このパラドックスはタイムトラベルが絶対に不可能
だとする理論として使われてきた。
解決策:
ひとつは、「過去は決して変えられない」とする決定論。たとえ時間を遡って祖父を殺
そうとしても、必ず失敗する。
時間線は完全に首尾一貫しているものであり、あなたが過去に戻るということも、すで
に歴史に刻み込まれているとするものだ。つまりこれは、絶対的な運命が存在すると
いう理論で、自由意思の概念と矛盾している。
もう一つは、
「タイムトラベラーが過去を変えた時点で別宇宙が発生する」とするパラレルワールド論。
過去に戻って祖父を殺害しても、それは無数にあるうちの一つの別宇宙で起きた出来事
で、あなたがもといた世界には何の影響も与えないという考え方だ。
ももこの真理探求5 を読まれた方なら
このパラドックスの解決策が後者に近い事に気付かれるだろう。
それでも人類は当面はこの単純な論理を証明できない。
現実に理論上ではあるが、素粒子レベルならばタイムトラベルが可能であることは
物理に興味がある者にとって初歩的な常識でもある。

ももこは、ある条件下で肉体から離脱した心=魂には質量が無いことに気付いた。
つまり相対論の時空の場で光速の壁に縛られないということであり、それは自在に
過去や未来に行ける事を意味している。

ここで ある条件下で肉体から離脱した心=魂とはどんなものか触れておこう。
生命体の死後も心=魂は暫らくは極僅かな質量で存在し続けられる。
よく言われる死に行く人が夢や枕元現れるとか、胸騒ぎを覚えた等が有る。
しかし生への執着(煩悩)が強い心=魂ほどその質量が大きく相対論の時空の
場で光速の壁に縛られるということでもある。

いわゆる幽霊は怨念という巨大な煩悩=質量が多いためその心=魂は相対論
の時空の場で光速の壁に縛らて死後も存在し続けるも、その心=魂は過去には
戻れない。
これを多くの宗教では浮かばれない魂として例えている。
逆に言えば天国とは煩悩を滅却し質量がゼロ近くまで軽くなった心=魂が行く
自由自在のパラダイスとなる。 

では質量が無い心=魂の状態にするにはどうすればよいか?
それは
現在の三次元+時間という観念では心∝魂∝煩悩∝質量となるので、心=魂の
質量をゼロする事は不可能である。
ただそのことに心=魂が気付きさえすればよいのだ。

つまり三次元+時間という観念をなくすれば、心∝魂=質量ゼロの状態を作り
出せるのである。
これは量子論で言う不確定原理で確定されない間の未確定の粒子が理論上
で質量がゼロでなければならないことと通じている。
矛盾しているが量子論で言う 不確定原理を連続線で結ぶのが質量がゼロの
粒子ということになる。
その質量がゼロの粒子が三次元+時間という観念のワールドに何らかの理由
で作用をしているだ。
しかし この原理の本質が最新の量子論でも解けず、とりあえず不確定原理は
不確定原理として放置されているのが現状である。

つまり不確定原理が起こる理由さえ理解すれば、心∝魂=質量ゼロの状態を
作り出せるのである。 

ところが、それを解いて数式で表現し最終大統一論にまとめ上げてるのが極
めて困難であり、人類はあと数年近い歳月を待つことになる。

ももこはバーチャル浣腸体験マシンの再体験により それが、23**年である
事を知った。また 同時にそれを知る必要がないことも悟っていた。
つまり
未来を知った ももこが再び帰還した瞬間に、これまでとは別のパラレルワール
ドが出現するにすぎないのだ。

そんなことより、この瞬間に悩める多くの女性を救いたい との思いで一杯だった。

なぜなら、このプログラムを体験した被験者は、ももこ同じように全能理論の入
り口を理論では無く、身体を通した直感で感じるのだ。
すると被験者は、悩みの元がどれだけ小さかったを悟り自ずと悩みを消さって
いる自分を発見するのである。

泉は偶然にも、 その思いを本格体験する第1号に選ばれ、やがては人生を大転
換させて人類の永遠の疑問を解く子孫を、育成する運命を背負うのであった。

そして数十年後、人類史を揺るがすことになる若き物理学者が日本に登場する。
その若き女性物理学者は2085年に大統一論=全能理論を完成させたのである。

泉にアイマスクを掛けながらももこは優しく話かけた。
「泉さまーこれからマシンによる心理治癒プログラムの施術してまいりますねー」
「まずリラックスを深める特性アロマオイルを100ccだけ入れさせてくださいね」
セーラー服と内診台
今度のアロマオイルは注入後すぐに下半身が暖かくなり前回以上にとても
リラックスできた。 

アイマスクにはマシンから3Dバーチャルの映像が放映されていて
音声はボディソニックにより現実を超えたリアルなサウンドが流されている。
その画像も音声も泉の心理状態に合わせて癒しのプログラムが常に選択される。

ももこは泉の脳画像とバイタル情報を確認しながら、そーと泉のアナルに中指
を押し当てた。それと同時に泉の鼓動が30%早くなった。

「しつれいしまーす」
ももこは泉のアナルにひとさし指をそう入した。
アナル性感レズオイルエステ アナル指入れ
泉の鼓動は130%まで早くなった。

「美香さんおねがいね」
つづけて美香も加わり泉の耳たぶ、唇、膣、陰核、アナルへの愛撫を行った。
禁断の未来日記  禁断の未来日記 
「あっああああああーーーーいいいいいくぅうううううーーーー」
泉はあっけなく逝ってしまった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暫らくして我に戻った泉はアイマスクに映しだされた3D映像を呆然と見ていた。
∞意識の湖に漂う魂∞ パラレルワールドは夢の中に . 
最初は夢の中のような綺麗な模様が現れその渦巻きに吸い込まれたあと爆発
するようにパラレルワールドの世界へと飛翔した。
パラレルワールドは夢の中に .

ボディソニックからは宇宙に空間に漂う魂に相応しいBGMが流されている。

ももこが初めてパラレルワールドへと飛翔したときは、なにもかも初めてで命掛け
だった。
今の安全な癒しのプログラムでは、泉の心理状態に合わせてアイマスクにパラレ
ルワールドのコンピュータグラフィックスの3D画像を映しているにすぎない。
それでも泉の心理状態では、現実とバーチャル世界の区別が全くつかないはず
である。
泉には今生きているのか、死後の世界なのかも解らない。
それでも心地よい音楽と異次元空間に漂う、魂の世界に浸っている感覚はあった。
それは心が時空から自由になれる直前の状態になったことを意味していた。

泉の用に設定した素数:2147483647のプログラムは完璧に稼動した。
そして
人間がなぜ悩みを抱き苦悩するのか?
それを自分の能力で解決する手段はあるのか?
そのを能力を如何に獲得するか?
これらの疑問がマシンの誘導と ももこの語りかけにより徐々に解決していった。
次に
自分とはなにものなのか?
現在の三次元+時間という観念が自分とどの様に関連しているのか理解できた。
そうなると
生きる意味とは?
との深い疑問へも、心=魂が自然に気付くはずだった。

結果として自分の今の悩みの根本原因を洞察できるのである。
マシンは泉の設定プログラム2147483647が最終段階に到達した
ことを表示していた。
20分後現世回帰プログラムが実行され、生まれ変わりつつある泉が戻って来た。

「泉さまーお疲れさまでしたー」
「マシンによる心理治癒プログラムの施術は順調終了しました」
「今は悩みの根本原因がなくなり凄く幸福感に満たされいると思います」
「でも時間が経つと別の更に深い悩みが出てくるはずです」
「その時は更に高いステージへ行く心理治療が有りますのでご相談くださいね」
ももこは泉に今後起こる心理変化と対処法を丁寧に説明した。

どんな高僧でも、ある悟りを得て、しばらくすると別の疑問が出てくる。
それをクリアする悟りを開いても、またしばらくすると別の疑問が出てくる。
これは
自分の別のパラレルワールドを一次元毎上にに飛翔する過程と似ている。
このパラレルワールは最初の頃は無限に積み重なるように思えるが
最近 ももこは高次元のパラレルワールドはなぜか九次元が最高であり、後は
横方向に無限に広がる(三次元の横ではなく)無の空間を洞察できたのだった。

泉は今日の設定プログラムにより一次元上のパラレルワールドを体験した。
通常はこれでも充分自分コントロールできるが、泉は探究心が旺盛で自分の
心まで 疑って探ろうとする傾向がある。
その心がより深い悩みを創り出すのだった。
安全にそれを解決するには、マシンにより更に高いステージへ行く心理治療を
する のが最善の策で有ることを ももこは泉に伝えたかった。
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