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ももこの真理探求15 人類は全能の神に
そしてそれに共鳴する心が太陽圏電流シートの様な螺旋状の渦を創りながら
全体共鳴させて心の波動エネルギーを中心の共鳴器に凝集する。
{これで中性子星の軌道を変えられるはずだわ}
全能理論と人類の滅亡のXdayが発表された後
多くの研究者が全能理論を検証しその完璧さに賛同した。
当然にその理論で予言された人類の滅亡のXdayも避けようのない事実となる。
日本以外の世界中で、自暴自棄になった民衆による暴動や略奪などが多発した。
日本では、もなみが人類の滅亡のXdayを発表したことを後悔し
寝食を惜しんで対策を検討しているとの報道を受け暴動や略奪は一切起きなった。
15日後もなみは
あの中性子星が恒星BD+20°307と衝突するという事実から
人類を救済する唯一の方法を編み出し発表した。
その方法はこうである
中性子星が恒星BD+20°307と衝突する3光年手前の位置に
人間一人に1個あるパラレルワールド、つまり心の波動をもなみが作る
鳴共鳴空洞に共鳴させ、それを一点へと凝集する。
そのエネルギーにより生み出された膨大な質量により
中性子星の軌道を変えるとする奇想天外で壮大な計画だった。
それには多くの問題がある
①人間一人に1個しかない50兆のパラレルワールドをどうやって集めるのか
②中性子星が恒星BD+20°307と衝突する3光年手前の位置にどうやって行くのか
③もなみが作る鳴共鳴器にどうやってエネルギーを凝集するのか
④本当に心のエネルギーが生み出した質量で中性子星の軌道が変えるのか
⑤成功したとして過去を変えて現在の地球に与える影響はないのか
もなみはそれら考えられるあらゆる難題に丁寧にかつ論理的に回答を示した。
それでも
中性子星が恒星BD+20°307と衝突した
過去300年前の事象が光の速さで地球に飛来するまであと3年と46日しかない。
もなみは、自論に賛同する研究者らと連絡を取り合い
50兆のパラレルワールドを全て共鳴させる方法を説明し協力を求めた
それには
もなみが作る自身の共鳴器つまり無意識の脳波に
賛同する研究者の無意識の脳波の位相を完全に一致させる必要がある。
これは1年程度の訓練で可能となる。
次の段階は地球上に肉体を持つ人間の無意識の脳波の位相を一致させる。
これにも準備期間を含めて3年程度の訓練が必要がとなる。
あと残りの40日間で位相が一致した波動を過去200万年まで遡らさせ
50兆のパラレルワールド=心の波動を もなみの無意識に共鳴させる。
この時点では心の波動は質量を持たないので時空の移動が自在である。
いよいよ最後の6日間で
もなみの無意識に共鳴したパラレルワールド=共鳴波動を凝集し
恒星BD+20°307と衝突する事象の303年前の中性子星の側に集中させる。
その膨大なエネルギーが生み出す質量により中性子星の軌道が変わり恒星
BD+20°307と衝突する事象そのものが無かったことになってしまうのである。
中性子星の側に集中したパラレルワールド=共鳴波動は、個々に共鳴を止める
ことにより元の次元に霧散してしまう。
1799年に戻って遂行した計画は もなみの計算通り順調に進んだ。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
303年後の2099年9月9日 地球ではおひつじ座の方向にマイナス1.5等星
のシリウス程度の明るい光の点が観測された。
これは中性子星が恒星BD +20°307の外周の惑星を吸収した瞬間の閃光だった。
それ以外は何事もなくいつもの平和な時間が流れた。
変わったのは
地球上に肉体をもつ全ての人間が無意識の脳波を合わせ
更に過去に生きた50兆の生命の心とも波動を一致結集させて
地球上の人類、いや170万種の生命の滅亡を回避したこと
その努力の3年と46日の生活が全て人々の記憶に鮮やに残った。
その後人類は核を全廃し、お互いに慈しむ全能理論を基盤として
新たな生命の法を定め新文明を築いて行く。
もう小惑星の衝突も、たとえ別の天体、いや隣のアンドロメダ銀河の衝突さえ
人類の脅威では無くなってしまう。
やがて人類は寿命と時空まで支配し全能の神そのものに進化するだろう。
80年後
・・・・もなみは 98才の長寿をまっとうし天に召された。
そして ももこはもなみの心と対面していた。
『お疲れ様 有難う もなみ いや ももこ!』
『え?・・・・・ももこ?・・・あたしはももこさんだったの?』
『だから あの難解な全能理論が完成できたのね』
『えぇ! そうよ あなたはあたしの生まれ変わりなの だって・・・・』
『もなみが生まれた世界は、ももこ創り出したパラレルワールドなんですもの・・・』
西暦2300年
全能理論を完全に解読し終えた人類は、近隣宇宙の知的生命体を探索し始めた。
これまでは全能理論を手にしたとは言え、その全能理論はどうしてできたのか?
この一点が解けなかったのである。
21世紀の天才物理学者として尊敬されているホーキング Hawking 博士は
「宇宙の誕生に創造者の手は必要ではない、
それは物理法則にしたがって、自然発生した」と断定している。
宇宙の誕生に創造者の手は必要ではない
宇宙は神の意志に基づいて整然として作られたわけではなく、偶然が積み重なって
今のような姿になった。
そこにみられる必然性は、存在というものの持つ単純な性質を反映したものにすぎない、
これが、博士がたどり着いた見解である。
しかしその偶然が、積み重るその前はなんだったのか?との疑問が出てくる。
その疑問にはホーキング Hawking 博士はこう答えている。
「その前はなんだったのか?」の疑問は時間の観念から出てくるのです。
でも時間そのものが無い世界ではその疑問自体成り立たない。
宇宙誕生の瞬間はエネルギーが質量と等価なので時空の曲率は無限になり
時間は完全に停止している。
時間完全に停止すると言うことは始まりも終わりも無い
ただ空のエネルギーが有るということだけで創造者入りこむ余地はどこに
もないのです。
これは物理の基本法則にしたがっていることなので宇宙の誕生に神の手は
必要無いとなります。
はぁー なんだか旨く誤魔化されたような・・・・・・・・しかし
この考えは、なんと西暦2375年まで多くの物理学者達に支持されていた。
ところがようやく
その最後の謎を解く鍵が見つかるかも知れない解釈が見つかったのである。
それはやはり
全能理論を生み出した更に高次の知的生命体がいたはずだ!
全能理論とは
それを生み出した全能の主に近寄る為の道具でしかなかったのではないか?
そして全能理論を完全に解読した人類も、
全能の主から見ると弟子の一人でしかないと解釈するに至ったのである。
それを証明するには、人類とは別の知的生命とのコンタクトが不可欠だった。
この先は、時空を自在に往来できる ももこにも未知の領域となる。
お気に召したらポッチとね!
全体共鳴させて心の波動エネルギーを中心の共鳴器に凝集する。
{これで中性子星の軌道を変えられるはずだわ}
全能理論と人類の滅亡のXdayが発表された後
多くの研究者が全能理論を検証しその完璧さに賛同した。
当然にその理論で予言された人類の滅亡のXdayも避けようのない事実となる。
日本以外の世界中で、自暴自棄になった民衆による暴動や略奪などが多発した。
日本では、もなみが人類の滅亡のXdayを発表したことを後悔し
寝食を惜しんで対策を検討しているとの報道を受け暴動や略奪は一切起きなった。
15日後もなみは
あの中性子星が恒星BD+20°307と衝突するという事実から
人類を救済する唯一の方法を編み出し発表した。
その方法はこうである
中性子星が恒星BD+20°307と衝突する3光年手前の位置に
人間一人に1個あるパラレルワールド、つまり心の波動をもなみが作る
鳴共鳴空洞に共鳴させ、それを一点へと凝集する。
そのエネルギーにより生み出された膨大な質量により
中性子星の軌道を変えるとする奇想天外で壮大な計画だった。
それには多くの問題がある
①人間一人に1個しかない50兆のパラレルワールドをどうやって集めるのか
②中性子星が恒星BD+20°307と衝突する3光年手前の位置にどうやって行くのか
③もなみが作る鳴共鳴器にどうやってエネルギーを凝集するのか
④本当に心のエネルギーが生み出した質量で中性子星の軌道が変えるのか
⑤成功したとして過去を変えて現在の地球に与える影響はないのか
もなみはそれら考えられるあらゆる難題に丁寧にかつ論理的に回答を示した。
それでも
中性子星が恒星BD+20°307と衝突した
過去300年前の事象が光の速さで地球に飛来するまであと3年と46日しかない。
もなみは、自論に賛同する研究者らと連絡を取り合い
50兆のパラレルワールドを全て共鳴させる方法を説明し協力を求めた
それには
もなみが作る自身の共鳴器つまり無意識の脳波に
賛同する研究者の無意識の脳波の位相を完全に一致させる必要がある。
これは1年程度の訓練で可能となる。
次の段階は地球上に肉体を持つ人間の無意識の脳波の位相を一致させる。
これにも準備期間を含めて3年程度の訓練が必要がとなる。
あと残りの40日間で位相が一致した波動を過去200万年まで遡らさせ
50兆のパラレルワールド=心の波動を もなみの無意識に共鳴させる。
この時点では心の波動は質量を持たないので時空の移動が自在である。
いよいよ最後の6日間で
もなみの無意識に共鳴したパラレルワールド=共鳴波動を凝集し
恒星BD+20°307と衝突する事象の303年前の中性子星の側に集中させる。
その膨大なエネルギーが生み出す質量により中性子星の軌道が変わり恒星
BD+20°307と衝突する事象そのものが無かったことになってしまうのである。
中性子星の側に集中したパラレルワールド=共鳴波動は、個々に共鳴を止める
ことにより元の次元に霧散してしまう。
1799年に戻って遂行した計画は もなみの計算通り順調に進んだ。
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303年後の2099年9月9日 地球ではおひつじ座の方向にマイナス1.5等星
のシリウス程度の明るい光の点が観測された。
これは中性子星が恒星BD +20°307の外周の惑星を吸収した瞬間の閃光だった。
それ以外は何事もなくいつもの平和な時間が流れた。
変わったのは
地球上に肉体をもつ全ての人間が無意識の脳波を合わせ
更に過去に生きた50兆の生命の心とも波動を一致結集させて
地球上の人類、いや170万種の生命の滅亡を回避したこと
その努力の3年と46日の生活が全て人々の記憶に鮮やに残った。
その後人類は核を全廃し、お互いに慈しむ全能理論を基盤として
新たな生命の法を定め新文明を築いて行く。
もう小惑星の衝突も、たとえ別の天体、いや隣のアンドロメダ銀河の衝突さえ
人類の脅威では無くなってしまう。
やがて人類は寿命と時空まで支配し全能の神そのものに進化するだろう。
80年後
・・・・もなみは 98才の長寿をまっとうし天に召された。
そして ももこはもなみの心と対面していた。
『お疲れ様 有難う もなみ いや ももこ!』
『え?・・・・・ももこ?・・・あたしはももこさんだったの?』
『だから あの難解な全能理論が完成できたのね』
『えぇ! そうよ あなたはあたしの生まれ変わりなの だって・・・・』
『もなみが生まれた世界は、ももこ創り出したパラレルワールドなんですもの・・・』
西暦2300年
全能理論を完全に解読し終えた人類は、近隣宇宙の知的生命体を探索し始めた。
これまでは全能理論を手にしたとは言え、その全能理論はどうしてできたのか?
この一点が解けなかったのである。
21世紀の天才物理学者として尊敬されているホーキング Hawking 博士は
「宇宙の誕生に創造者の手は必要ではない、
それは物理法則にしたがって、自然発生した」と断定している。
宇宙の誕生に創造者の手は必要ではない
宇宙は神の意志に基づいて整然として作られたわけではなく、偶然が積み重なって
今のような姿になった。
そこにみられる必然性は、存在というものの持つ単純な性質を反映したものにすぎない、
これが、博士がたどり着いた見解である。
しかしその偶然が、積み重るその前はなんだったのか?との疑問が出てくる。
その疑問にはホーキング Hawking 博士はこう答えている。
「その前はなんだったのか?」の疑問は時間の観念から出てくるのです。
でも時間そのものが無い世界ではその疑問自体成り立たない。
宇宙誕生の瞬間はエネルギーが質量と等価なので時空の曲率は無限になり
時間は完全に停止している。
時間完全に停止すると言うことは始まりも終わりも無い
ただ空のエネルギーが有るということだけで創造者入りこむ余地はどこに
もないのです。
これは物理の基本法則にしたがっていることなので宇宙の誕生に神の手は
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はぁー なんだか旨く誤魔化されたような・・・・・・・・しかし
この考えは、なんと西暦2375年まで多くの物理学者達に支持されていた。
ところがようやく
その最後の謎を解く鍵が見つかるかも知れない解釈が見つかったのである。
それはやはり
全能理論を生み出した更に高次の知的生命体がいたはずだ!
全能理論とは
それを生み出した全能の主に近寄る為の道具でしかなかったのではないか?
そして全能理論を完全に解読した人類も、
全能の主から見ると弟子の一人でしかないと解釈するに至ったのである。
それを証明するには、人類とは別の知的生命とのコンタクトが不可欠だった。
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