ももこの真理探求4 究極の快楽へ

さて みなさま 被験者は A感覚に完全に目覚そうです」
「ここで 究極の快楽へと導いていきましょう」
「ではお願いします」
明菜はステージの奥へ大げさな身振りで合図を送った。


するとステージ奥より数名のナースが現れ ももこの廻りを取り囲んだ。
なぜか皆ダンサーのように抜群のスタイルで、どこかのプロダクション所属か
と思われるほどの美少女達だった。

アナルマッサージしていたナース美香は、一旦ももこの肛門から指を抜き取り、
集まったナース達に身振り交えて指示をだした。

「これより被験者の西崎ももこさんを究極の快楽へご案内します」

「会場の皆様も参加して戴き ももこさんと同じ感覚を体験して戴きます」
「入場際にお渡ししました袋を開いて下さい」
「では袋に入っているお尻に穴の開いたオムツに履き換えて下さい」

会場の聴講者は、ここで初めて自分達も ももこの体感を共有する内容の講義
である事に気付かされ、どよめきが湧き上がった。

「さあ恥ずかしいがらず!」
「これは遊びではないんですよ はやくしなさい!」

皆しかたなく指示に従っているが、呆然としている者も少なくなかった。
それでも10分後には全員が指示を受け入れた。
講師の明菜は続けて命令調で次々と指示をだした。
「そう それでいいんです」
「そしたら中に入っているアナルステックとゼリーを取り出して下さい」
「つぎにアナルステックのゼリーをたっぷりとを塗って下さい」
「ゼリー塗り終わったらアナルステックを手にして 前の椅子にお腹を押し付
 けるように前屈姿勢をとりお尻を後ろへ突き出して下さい」
「前の人のお尻がよくみえますか?ー」

最後尾の席の男性には係りの女性が対応に当たっている。
「では アナルステックを前の人の肛門にゆっくり挿入してみて下さい」
同時にあちらこちらから なんとも悩ましい吐息が漏れた。 
『あっああーーーんんっ』

会場の聴講者全員が、前屈みで尻にを突き出し、その肛門には親指代の柔ら
かいアナルステックが挿入されている。
その異様な雰囲気の中で、各席の視線は拡大投影された ももこの肛門に集中
していた。
「続けます まず被験者のアナルステックをゆっくりと出し入れします」
「皆さんも同じリズムで前の方のアナルステックを出し入れしてみて下さい」

美香と交代したナースは「失礼しまーす」といって
ももこの肛門にアナルステックを挿入してアナルマッサージを再開した。
ロリレズ アナルプレイ

『あ だめ・・・・・いやっ・・・ やめて・・・あいいいわ・・』
ももこの声と会場の聴講者の声も一つになり大きく会場に響いた』

[これより徐々に被験者の身体全体に指と舌により愛撫を加えていきます」
「皆さんはアナルステックだけですが気分が乗ったら 後ろを向いてキッス
 などをしても構いませんよ」

ももこの廻りを取り囲んだ数名のナースは、アナルマッサージを受けている
ももこの両耳、唇、首筋、乳房、乳首、腰まわり、大陰唇、小陰唇、陰核へ
と次々に愛撫の箇所を加えていった。

ナース達は事前に ももこの敏感な性感帯を知らされている。
ももこは数分も経たないうちに一回目絶頂へと達した。
「あああああう・・・ん もういくうううーーーーー」
会場からも同じような吐息あがった。
視覚と聴覚、それに自身へのアナル刺激により そのほとんどが集団催眠に
に近い状態で ももこと同時に絶頂を迎えた。

「まだまだ こんなものではありませんよー」
「もっと高く遠くへ昇り詰め 究極の快楽を極めましょう」
講師の沢口明菜も被験者である ももこの側に行き、 ヴァギナと陰核そして
膣口から数cm奥のところにあるGスポットを細長い指先で愛撫した。

助手ナースの美香は ももこのアナルを担当し、残りの数人のナース達は
ももこの乳房、乳首、唇、うなじ、耳たぶ、耳の周辺、首筋、脇の下、
手の甲、ひざの裏、足の甲、手足の指へと舌と唇、指先を巧みに使い分け
て性感帯を攻め ももこを快楽の極みへと誘った。
仁科百華のレズファン感謝祭

「あんうううう・・・・・・・・・いくーー・・・」
ももこはアナルから陰核、Gスポットを中心に全身に広がる大きなうねり
となり突き上げる快感に我を忘れて酔いしれた。

朦朧とした意識の中で、脳裏に明菜の姿がぼんやりと浮かんだ。
{ももちゃんこれが用意したサプライズなのよ}
明菜は遠くで微笑んでいるだけなのに、やさしい声が聞こえた。
{明菜ちゃん・・・・あたし快感に飲みこまれ壊れそうよ・・・}
やがて気が遠くなり昏睡状態に堕ちていった。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

何時間意識を失っただろか?
それは数分のようでもあるし数年分もあるような奇妙な気分だった。

おそるおそる目を開けると、ももこは会場の二千メートル上空に生まれた
ままの姿で浮かんでいた。

{まだ明菜ちゃんが用意したサプライズは続いているのね!}
{これから何が始まるの?}

突然ももこは全身に強い衝撃を受けた。

その瞬間に地球全体を見渡せる上空160Kmの空間に移動いていた。

「綺麗!」ももこは思わず感嘆の声を漏らした。
でも自分の身体は見えない、まるで心の目で見た景色のようだった。

{心の目で見れるなら どんな遠くへも行けるのかしら}
{もっと遠くまで行ってみよう}
そんな風に思うだけで、目の前の地球はとんどん小さくなっていった。

そして ももこの心の目はあっと言うまに月まで達した。
「満地球の出」
{なんて早く移動できるのかしら?}

ももこは理論物理が好きだった元彼の話を思い出した。
「どんなものも光速より早く移動することはできないんだ」
「たとば太陽系の端の冥王星って知ってるだろう」
「光速で移動しても あそまでは5時間以上もかかるんだよ」

{よーし冥王星までいってみよう}
そう念じるだけで、地球はすぐに小さな星になり太陽は大きな星にしか見え
ない冥王星の近くまで到達した。
太陽と冥王星

{やっぱりそうなんだわ 心の目は光速を超えられるんだわ}
{こんどは銀河系の向こうの別の銀河までいってみよう}

太陽系を飛び出すと暫く星はなく、すぐに多数の星団が現れては消え何度か
繰り返すと銀河系の腕が見え、やがて銀河系全体が心の目に映し出された。

銀河系を離れ数分?後、目前にアンドロメダ銀河が悠然と姿を現した。
アンドロメダ銀河(M31)。地球からの距離は約230万光年。肉眼で見える最も遠い天体

{すごーい本当にアンドロメダ銀河まで来てしまったんだ}
{どんなに遠くでも時間を超えて移動できるんだわ}
{心の目は時空に囚われないのね}
{となると時空を超え時間を遡れば宇宙の始まりだって見られるはずね}

{でもどうすれば 時間を遡ることができるのかしら}

ももこはまた元彼の話を思い出した。
「銀河の中心には自分の重力でつぶれた巨大なブラックホールが有るだよ」
「それはすでに観測で証明されてるんたんだ」
「そして理論的にはそのブラックホール中心は時間が停止いている」
「つまり銀河の中心は生まれたその瞬間から時間が止まっているだよ」
「ももこにはとうてい理解できないだろうけどね」

そんな元彼の自慢気な態度が腹立たしく後に、ももこは自分なりに相対論
を勉強していた。
{もしもブラックホールの中心まで光速を超えて落ち込んめたら・・・・}
{そしてそこから抜け出せるなら時間の年輪を遡り過去に行けるはずだわ}
{とすると それを繰り返せば時間をどんどん遡るとどうなるの}
{きっと宇宙の始まりまで辿りつくはずね}

ももこは無宗教だが、どの宗教でも宇宙の始まりは神の意思とか無とか、
科学では真空のエネルギーだとか言われてが、真実はなんだろうと相対論
をかじったころから毅然と思うようになっていた。

{明菜ちゃんの計画かしらないけど これはすごいチャンスだわ}
{怖いけど宇宙の始まりがなんなのか見てみよう}
ももこは何かに導かれるように、途方も無い疑問を解いてみたいと言う得体
の知れない強い衝動に支配されていた。

「だめよももちゃんその一線を越えたら二度とこちらには戻れないのよ」
遥か遠くから明菜の微かな声が聞こえた。

「明菜ちゃん ごめん あたしどうしても行ってみたいの」
「もし戻れなくても後悔しないから・・・ ありがとう さようなら・・」

ももこは、肉体を地球に残し遥かなる冒険の世界へ旅立っていった。

一方 明菜は自分が特注したバーチャル体験マシンにより、ももこが軽い
昏睡状態に堕ちるまで推測していたが、ももこが自分の意思でそこから先
の世界へ入り込むなどとは想像もしていなかった。

慌てバーチャル体験マシンのマニュアル見直した。
ドイツ語書かれたマニュアルには、必ず被験者にバーチャル体験マシンの
性能をあらかじめ説明するようにと記されている。
そして、特殊世界(被験者の超体験)が見えたとしてもそこへは絶対に入
り込んではならないことを厳守するようにと赤の太字で記載されていた。

明菜は現役ナースの美香にそのこと数日前に伝えたが、美香はその重大
事項を ももこに説明することを怠っていたのだ。

明菜は、後悔に自らを攻め涙目ながら、泣きじゃくっている美香を諭した。
「美香ちゃん 大丈夫よ」
「今日は私が徹夜でみてるから 美香はもう帰って」

「でも・・・・・・」
明日から深夜までの通し勤務であることを承知している明菜は、呆然と
たちすくむ美香を無理やり帰宅させた。

二人の心配をよそに当のももこは幸せそうな表情で眠り続けている。

辞書を片手にマニュアルを深く読み進めると、被験者が昏睡状態に堕ちた
場合でも付属のセンサで脳磁波画像が観測できることが書かれていた。
《脳磁波画像とは錐体細胞の樹状突起で生じた細胞内電流で生じた磁場
を画像化したもので、感情状態を画像として観測できるものである》   

明菜はさっそく別梱包された付属のセンサ取り出し、ももこにセットして
そのケーブルをバーチャル体験マシンに接続した。
すぐにモニター画面に ももこの脳磁波が投影された。
青を中心に黄色、緑色から外周には赤の小さな斑点が見られる。
マニュアルには以下のように示されている。
脳磁図,脳波,  脳磁図
これによると ももこはリラックスの中で脳が正常に活動いている状態を
示していた。昏睡状態でも ももこは心の目で何か確かに見ているらしい。

そのうちにリラックスの青が少なくなり黄色の疑問が全体に広がりやがて、
白の錯乱が大部分運を支配し、ついには漆黒の活動停止となった。
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