「ダメ! そこは駄目なの」
よく見るとそこには、人の横顔にも見える薄いシミがあった。
「あーこれ誰かに似てる! そっかーこれって拓哉のあれなんだー」
「そう あたしね このタクヤくんの顔を見ながら セルフ浣腸したり
たまにアナルオナニーすることだってあるのよ」
「えー 柚木ちゃんがアナルオナニーまで
しかもタクヤのザーメン跡を大切に見ながら?」
「うん 軽蔑するでしょ こんな変態女 いいのよ気を遣わなくても」
「いや とんでもない ますます柚木ちゃんが好きになったよ」
悟は、柚木が他人には絶対に言えないような恥ずかしい行為のことまで正直
に話してくれた事がとても嬉しかった。
「よし ぼくも 柚木ちゃんにその新しいシミ(精液跡)が
楽しく思い出して貰えるように頑張るよ」
「悟が?頑張るってなにを?」
「これからの思い出造り 柚木ちゃんへの浣腸だよ」
「やだー ウフフ アハハハー! 悟ったらー」
悟は、柚木の屈託のない笑顔で呼び捨てにされることが友達以上になれた
証と感じ、柚木を親しみを込め
「柚木ちゃん これからユズと呼んでいいかな?」
「いいわよ 浣腸までし合う仲なら もう友達以上だもんね」
「やったー ユズ 大事にするからね」
「大事にする?なにを?」
「もち これからユズにする浣腸だよ」
悟は、これから先の柚木の未来までと思ったが敢えてチャラけた。
「浣腸を?それだけ!アハハ!悟のばかー」
「さあ ユズこれから思い出造りの浣腸するから
その白いレオタードを脱いで床に四つん這いになりなさい」
「はい ご主人さまー」
「でも みんなには絶対に秘密よ 悟 約束よ」
柚木は自分でも不思議なくらい、悟の命令を素直に受け入れた。
「よろしい ではこれから お前に これで浣腸をする」
悟は、SMの男優の様に柚木の頬を手にした浣腸器で摩った。
「いや 浣腸だけはお許しくださいー」
柚木は悟の演技に合わせた。
「その前に お前のアナルを拝見するかな」
「いやよ 恥ずかしいから見ないで」
「おおお 奇麗なアナルじゃないかー うん うん実に美しい」
「いやーーあああ 恥ずかしからそんなに見ないでーーー」
柚木のアナルを、じっくりと視漢した悟は、浣腸器にグリセリン浣腸液を
慎重に吸い上げると、ゆっくりと浣腸器を上に向け先端部に残った空気
をピュッと抜いた。
それは子供の頃に、母が悟に浣腸をする前に行う恐怖の儀式だった。
「では ユズ 浣腸をするからお尻の力を抜きなさい」
柚木は、悟の命令口調は拓哉とは異なり、ゾクゾク ワクワクした。
悟は、浣腸器の先端部を柚木の肛門に触れさせては離し、角度を変えては
何度もその動作を繰り返した。
「柚木の肛門は、ここかな、いやこっちかな?」
それは往年のSM男優も凌ぐ、巧い焦らしのテクニックだった。
柚木は、その焦らしが羞恥心と期待感を煽り興奮の度合を増した。
「あああああーーいや! 悟ーはやくーーはやくーーしてーー」
「柚木 尻の穴をしっかり締めて限界まで我慢するんだよ」
「どうだー浣腸液の味は 美味しいか?」
「はい もう蕩けてしまいそうですうぅーーーうううっーーー」
柚木は、演技と言うより本気で悲鳴にも似た歓喜の声を漏らした。
柚木にとって、悟にされる浣腸がこんなにも快感を呼び起こすなど、全く想像
もしていない出来事だった。
{あああああーー タクヤくんごめんなさい あたしーー}
柚木は、拓哉以外に浣腸やSEXで燃える男性は、この先現れないだろうと確信
していた。しかし・・・・・・・